Discovery

‪昭和2年創業、​北区赤羽岩淵の荒川沿いで電熱線製造を営む企業「赤羽冶金」。
2022年12月、巨大な工場の一部空間の活用募集が「アトリエ賃貸プロジェクト」から行われました。そこにクリエーター達が集い、複数のテナントプロジェクトがスタート。

Id108 /イドイチマルハチは作業場・倉庫スペースだった所を活用しています。様々な方のご協力を得て、2023年8月に正式ローンチしました。

オルタナティブな実験基地

2024年、更なる敷地空間を戴き、入居クリエイターも増枠。各々の個性を集めたオルタナティブ・クリエイティブコンプレックスとして様々なテナント群が増える中、Id108は「創る/実験する」を中心的に実践する工場・実験場として稼動しています。

Id108

"Id108" という名称には、

元の号室番号から「108」
ウインチとポンプを擁する地下から「井戸」
無意識領域のエネルギーの源泉を意味する心理学用語「Id(イド)」

を準えています。

あらゆる創作行為には、その原点となる欲求や本質、またその過程で培われた興味深い思考や発明が含まれています。しかし、普段明るみにでる事がないそれらを目にする機会は多くありません。様々なジャンルを深く探求し、地上に汲み上げる場所。そんな願いを込めて名付けました。

Admin's word

主宰・管理人であるアーティスト・ディレクター、” Gakki ” は「LIVEパフォーマンス」と「ものづくり」双方を一貫して行うプロジェクトを手掛ける中、両者を行き来することで生まれる相乗効果を強く感じてきました。
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「閃き的直観が求められる」パフォーマンスと、「論理的積み上げが求められる」ものづくりは、一見異なる領域と思われるかもしれません。しかし、両者は互いにインスピレーションを与え合い、要素を分かち合うことで深化させることができます。

例えば、
「LIVE中に思い付いた楽器をすぐに作れたら？」
「その試作品をすぐに実験出来たら？」

製作⇆実験。

Id108 /イドイチマルハチは、その循環を2つの空間の行き来によって実現。
まだ見ぬ表現への欲求を動力に、創作を深く深く掘り進めるための空間でありたいと考えています。